部活担当の先生には
ここのところ、高校生、小学生の患者様の来院が続く。
基本的には、20代後半から50代くらいまでの肩こり、腰痛の来院が多いのだが、
親御さんの紹介で、来院される子たちが多い。
多いのは、スポーツをされていて、肩や腰、足を痛めた方の来院ですが、
運動不足の肩こり、腰痛さんと違って、体の緊張がとても強く、刺激に対して過敏に反応するお子さんが多いと感じる。
体に疲労が蓄積しているということだ。
私も中学までは野球やハンドボールなどをしてきて、膝や肘などをよく痛め、鎖骨や肋骨にヒビを入れていたこともある。
肘の状態は、のちに遊離軟骨となり、大学の時に除去手術をしたほどだ。
今考えれば、運動後の整理体操や体のケアなどは、不十分であったと思う。
せめて、部活の担任の先生には、運動後のストレッチの大切さや疲労の回復のための習慣などを教えていただきたいと思う。
冷たい飲食物で体を冷やして、内臓の働きを悪くしたり、
シャワーだけで済ます入浴で、体の緊張が取れなかったり、
お菓子や清涼飲料水などを食事代わりにし、栄養バランスが悪かったり、
就寝前のスマホやパソコンの使用で、良質な睡眠を妨げたり、
することが(他にもあるが)、翌日の部活動に影響があることを、
耳に胼胝ができるほど、口が酸っぱくなるほど、繰り返して伝えていただきたい。