先日、注文していた木刀が届いた。
赤樫で作られた、ちょっと重めの木刀だ。
写真にある通り、通常の木刀(右)より、少し幅広で長め。
なんでも、巌流島で小次郎さんと戦った、武蔵さんに由来する木刀の形のようだ。
「素振り用の櫂型(カイガタ)木刀 3.8尺(115センチ)重さ約1キロ」
今まで使用していた、木刀は、600グラムで100センチ
もう少し重い木刀が欲しかったが、形が気になって購入してしまった。
櫂型木刀を手に取ってみた。
思ったより、ずしりと重さを感じる木刀だ。
ちょっと、振ってみた。
左腕にかかる重量は、結構なものだ。
「よかった、これより重たいものにしないで・・・」
そして、いつものように、ひたすら振ってみた。
カっーーー! 左腕の筋肉が、すぐに疲労感を感じる。
だんだん、握力が低下する。
うむ、いいトレーニングだ。
木刀を振るときは、腕だけに負担がかかるのではない。
胸、腹、背中、脇の筋肉も、適度に張りが感じられる。
これらの部位には、まだまだ余裕があるが、握力がついて行かない。
しばらく休憩をしていると、首から肩にかけてコリを感じるようになる。
このまま続けると、肩の上下の筋力バランスを悪くしそうだ。
そこで、取り出したのが、20キロ分の石を詰め込んだ土嚢袋。
抱えて、肩を上下させるように動かすと、首がバキバキ動いて、楽になる。
トレーニングをする時には、骨を挟んだ前後、左右、上下の筋力バランスに気を付けよう。
ある一部分だけ鍛えていると、どこかに負担がかかって、痛みが出てきやすい。
当面の目標は、問題なく櫂型木刀がふれるようになること。
そして、次のステップは、八角素振り棒(1.5キロ)でのトレーニング。
木刀を振って、整体師の私はどこに向かうのか?