日本人には、ダシの味を・・・
最近、子供たちが給食を残すので、ふりかけを持参するのはいけないのか?なんて話題がありました。
人間の味覚は、子供の時に決定するらしく、
子供の時に食べた味が、その後の味覚を左右するというのだ。
先日来院された、保育士の方も
「今の子は、白米を食べない子が増えた」
「味がついていないと食べれなくなった」
と言っていた。
この味覚の問題は、将来の食生活に影響が大きくなるので、
子供の頃の食生活は、とても重要だ。
食生活からの生活習慣病を増やさないためにも、国全体で考えていかなければならない。
街中にあるお店も、売上だけを考えるのではなく、人の健康に影響する商売であることを知るべきだ。
(たぶん、知っているんだろうけど・・・。)
食事を作る大人の人には、そのことに注意して、食事を作ってほしい。
面倒だからと、ファストフードの味を覚えさせないことだ。
油や濃い味を覚えさせないで、日本人ならダシの味を覚えさせる。
ダシの染みた和食をおいしく感じる日本人が増えれば、日本の食文化は守られていく。
味覚は、エイッ!ヤァー!と整体すれば、改善されるものではないのが、もどかしい。