腕の使い過ぎで、頭痛?
頭痛にもいろいろ原因がありますが、整体院によく来られる人は、緊張性の頭痛が多い。
首や頭の筋肉が緊張し、頭痛が起こるというやつだ。
基本的には、温めたり、筋肉を緩めることで、症状の緩和が見られるが、
筋肉の緊張も色々で、首や頭の筋肉の緊張も、ほかの部分が関係していることがとても多い。
体につながりがあるから、と言ってしまえば簡単なのだが、その一つの例として、腕がある。
重い荷物を右手で持つと、体が右に倒れないように、背骨の左側の筋肉が緊張して姿勢を維持しようとする。
それだけで、体の筋肉の状態に、左右差が現れるようになる。
負担が小さかったり、体の柔軟性があり、元の状態に戻りやすければ、頭痛や肩こり、腰痛などの症状が出てくることは少ないが、
負担が大きかったり、筋肉が疲労して、回復しにくい状態にある時は、体の歪みが残ってしまう。
この時、首の骨が歪んで、神経や血管を圧迫するような状態になると、頭痛が起きる可能性が高くなる。
ですから、頭痛だけでなく、肩こり、腰痛などにも言えることですが、体の使い方は左右差がないようにするのが理想的。
負担が少なくても、習慣として、片方の手や足をよく使うこともお勧めできません。
左右の指や手首の硬さを比べて、違いが見られるようなら、首の骨が歪みやすい状態かも。
体の使い方に気を付けて、左右のバランスをとるようなストレッチをしていきましょう。