整体院を出て、自宅に向かう。

時間にして、深夜12時を回っている。

そして、いつもの道を歩いていると、こんな遅くなのに、会議を開いている集団がいた。

 

会議に参加しているもののピシッとした姿勢が緊張感を漂わせている。

首から背中にかけて、見事なまでの前弯曲。

背中から腰にかけての後弯曲の姿が、電灯の明かりに照らされている。

 

会議に参加しているものは、すべて、惚れ惚れするほどの猫背をしている。

私が以前勤めていた会社の会議では、背筋を伸ばしていないと、怒られたものだが、

この会議に参加しているものは、注意される様子がまったくない。

 

今日の議題は何であろうか?

先日は、地区の食糧事情についての話であった。

複数のものが、ゴミ出しネットのところに座っているから、地域のゴミ出しについての話しているのだろうか?

 

あっ!今日は見かけない顔がある。

ちょっと離れたところで、だらっとした姿勢でいるので、会議には参加しないのだろうか?

せっかくだから、参加すればいいのに。

 

私の場合は、会議に参加しているもののような猫背を作ることが出来ないから、ちょっと目立つだろうな。

先日なんか、何を話しているか聞き耳を立てようとして、立ち止まったら、ものすごい目で見られて、警戒された。

「お前は、誰やねん!」みたいな感じで。

 

なので、今日は横目でちらっと見ながら、会議の邪魔をしないように通り過ぎた。

それにしても、見事な猫背だ。

私にあの猫背を矯正することが出来るのであろうか?

 

いや、無理に違いない。

いやいや、してはならない。

だって、彼らは人間ではなく、猫なんだから。